県議会質問

公契約条例の制定について

[知事への要望]
「公契約条例」については、現在、千葉県野田市、神奈川県川崎市・相模原市・厚木市、東京都渋谷区・多摩市・国分寺市で制定されており、これらは首長主導、議会の全会一致もしくは賛成多数で可決されています。

高知県では、「ワンディレスポンス・プロジェクト」として、「三方良しの公共事業改革」を掲げています。また、宮崎県では、「公共事業をどげんかせんないかんが!プロジェクト 」を実行しており、県土整備部長の「マニフェスト」まであり、情報公開力は特筆すべきものがあります。 

愛知県では今年の4月から有識者による「検討委員会」を発足させることになっており、また、長野県、鹿児島県でも制定に向けた動きがあります。

県内では、北九州市は現在、「公契約条例」の検討に向けた「内部委員会」を設置しています。

また、直方市においては、本年3月7日に執行部と弁護士との勉強会を行い、4月にも「公契約条例策定委員会」を設置する動きにあります。

更には、宗像市においても「公契約条例」制定の動きがあり、市執行部は「県で一番を取りに行く」との強い決意で臨んでいるとのことであり、直方市との一番争いとなっています。

そこで知事に要望致します。

このように、「公契約条例」制定にむけて地方の動きが加速する中、こうした県内外の動きに負けないよう、新年度、新年度、早期に「公契約条例」制定にむけた検討を開始することを強く要望致します。

全国の公契約条例・公共調達条例等の制定状況

■2009年9月千葉県野田市制定
■2010年12月神奈川県川崎市制定【契約】
■2011年12月東京都多摩市制定
■2011年12月神奈川県相模原市制定
■2012年6月東京都渋谷区制定
■2012年6月東京都国分寺市制定【調達】
■2012年12月神奈川県厚木市制定
■2013年3月秋田市が「2月議会」で制定予定


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