県議会質問

4.県管理道路の自転車専用道路の整備について

民主党・県政クラブ県議団の原中です。 
通告に従い、「県管理道路の自転車専用道路の整備について」質問致します。

私はこの間、県議会一般質問、「予算特別委員会」において、本県の自転車交通問題を取り上げてきました。

昨年の「2月県議会」では、「自転車の通行環境を整備するためのハード面の整備について」質問し、その際、小川知事は「整備が必要な路線を選定し、道路交通状況、整備の可能性を踏まえ、自転車道あるいは自転車専用通行帯など整備形態を検討したうえで、優先性を勘案して整備を進める」と答弁されました。

更には、本県の自転車事故の特徴をとらえ、「自転車交通問題が深刻であるという風に認識を示されたうえで、県として、地域の実情に応じた自転車通行環境の整備、広報活動など、総合的な自転車対策に取り組む」と答弁されています。

ここで、本県の自転車に関連する交通事故の状況を示しますと、昨年、平成24年度、本県の自転車が関連する交通事故件数は7088件となっています。前年から351件減少しているものの、依然として7千件の大台が続いています。

こうしたおり、昨年11月、国交省は「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」を公表し、「みんなにやさしい自転車環境-安全で快適な自転車利用環境の創出」に向け、ガイドラインを策定し、公表したところであります。

こうした国の状況も鑑み、本県におけます県管理道路のうち、供用延長ならびに拡幅について、自転車専用道路がどのように整備されているのか質問致します。

そこで、「本県管理道路の自転車専用道路の整備状況について」あらかじめ執行部に資料を要求しておりますので、委員長のお取り計らいをお願いします。

問1:

  • それでは、資料に基づき、管理道路の自転車専用道路の供用延長ならびに自転車専用道路の供用延長について説明ください。

問2:

  • 自転車専用道路といいましても、自転車道、自転車専用通行帯、車道混在があります。これらを含めて、いまお答えの距離になると思いますが、率にしてわずか(  )%にしかなりません。
  • どうして、県管理道路の供用のうち、自転車専用道路の供用延長が進んでいないのか、その理由をお聞かせください。

問3:

  • いまのお話の前提になるのは「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」に基づく話ですね。
  • 「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」が策定されたのは昨年11月のことです。
  • 先ほどの供用延長の報告は、平成21年度から平成23年度の報告ですよね。ガイドラインの策定前の話です。
  • これまで進まなかったという理由にはならないと思いますが、いかかですか。

問4:

  • おっしゃるとおりガイドラインに沿っていえば、「自転車ネットワーク計画」の策定にあたっては、「自転車ネットワーク計画策定協議会」を設け、協議会の検討結果の答申を受け、「自転車ネットワーク計画」を策定し、そして計画に基づき事業実施となっています。
  • そこでいえば、自転車通行空間整備にあたり、いうならば県の主体性、自主性、積極性はどこにあるとお考えでしょうか。
  • おそらく、現状のままなら自転車専用道路の供用延長はこれからも伸びないのではないかと思いますが、部長に認識をお聞きします。

問5:

  • 最後に、本県の自転車通行空間整備について、部長の決意をお聞き致します。


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