2011年

電源開発若松総合事業 J-POWER 視察

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電源開発若松総合事業 J-POWER 視察

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電源開発若松総合事業 J-POWER 視察 その1

2011年6月2日 民主党・県政クラブ県議団 会派管内視察

Ⅰ.視察日程

日 時 : 2011年6月2日(木)
視察先 : 北九州市若松区  響灘「電源開発若松総合事業 J-POWER」

Ⅱ.視察内容

1.J-POWERの経過と概要

J-POWERは「電源開発株式会社」の愛称である。日本最大の卸電気事業者である。
戦後、国内での電力需要の増加に対応して制定された「電源開発促進法」により、1952年9月
16日に国の特殊会社として設立された(資本構成は66.69%を国、残りを9電力会社が保有)。

電源開発は複数の電力会社が利用できる広域火力発電所、電力会社間の連系送電線や佐久間周波数変換所などの連系設備、長距離直流送電、大規模揚水発電所を建設。電力会社の補完的事業を行っている。

電源開発は当時斜陽化していた国内炭鉱産業支援のため、国内炭専用の火力発電所を建設したり(のち海外炭火力へと変更)、海水揚水発電所等の実証試験プラントや海外協力事業を積極的に行うなど、国策的性格が強い事業を行うようになった。

1997年に民営化が閣議決定、2003年に「電源開発促進法」が廃止、2004年10月に東京証券取引所第1部に上場、電力会社および政府出資の民営化ファンドの保有株式の全てを売却。愛称も「でんぱつ」から「J-POWER(ジェイパワー)」に変更された。

現在、日本国内に火力と水力を合わせて60ヶ所以上の発電所を有し、発電能力は四国電力な
どを抜き、東北電力に匹敵する。特に、水力発電と石炭火力発電に関しては日本一の規模。

送電・変電設備、電力会社間の連系送電線やその他連系設備も多数保有しており、特に北海
道・本州間、本州・九州間を連系する送電網を有するのはJ-POWERのみである。
また、近年の電力自由化の流れに対応すべく、水道事業など、事業の多角化を進めている。A

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