○福岡県議会議員　原中　誠志（中央区）
○福岡県議会議員　守谷　正人（城南区）

○「株式会社　フクネツ」
（粕屋郡篠栗町大字和田1034-8　　電話：092(947)5652

○５月１日（水）　　13:00〜14:30

当日、視察に対応して頂いたのは、永島駿治代表取締役、花田茂取締役総務部長のお二人でした。


「（株）フクネツ」は金属熱処理及び機械研削加工及びそれに伴う製品の販売を行っています。

金属材質に適した熱処理方法、部品の形状や大きさに応じた焼き入れ（金属の焼き固め）の技術は国内外で高い評価を得ており、特に『浸炭焼入』の技術では世界的に名を馳せている会社です。

また、熱処理後の研削加工（円筒・内面・平面の各研削加工）技術においても優れており、ミクロンレベルの精密な仕上げを得意としています。
営業種目は、金属熱処理、機械研削加工及びそれに伴う製品の販売となっています。

主な取引先は、日本精工九州（株）、（株）オーレック、（株）井関熊本製造所、三菱重工（株）、九州精鍛（株）、吉野プラスチック（株）、ほか500社に上っています。

現在、日本経済は製造業の分野では「景気が戻った」といえるような状況にはなく、特に大手企業やメーカーからの下請け、孫請けを担っている地場・中小零細企業にとっては大変厳しい状況が続いています。そのため、現在は一括受注、大量加工といったことはほとんどなく、少量・多品種の受注（加工・生産）になっています。

現在、従業員は89名。金属熱処理、研磨加工などは全て技術者（職員）の手作業で行われます。

そのため、技術者（職員）には相当高い技能が求められ、会社では技術者（職員）の養成、熟練の技術を磨くことに心血を注いでいます。

「世界トップの技術レベルを持ってして、はじめて我々の所に発注が来る。」と言われるのがよく判ります。

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