Ⅰ 視察日程と視察先
【2014年11月13日(木)】
1.「うきは市役所」(うきは市)
【2014年11月14日(金)】
2.「福岡県飯塚・直方県税事務所」(飯塚市)
3.「飯塚市役所」(飯塚市)
4.「飯塚市筑穂庁舎」(飯塚市)
Ⅱ 視察報告
1.「うきは市役所」
(1)うきは市側の出席者
- 岩佐 達郎 市議会議長
- 吉岡 慎一 副市長
(2)市の概況
「うきは市」は、2005年3月20日、旧浮羽町と旧吉井町が合併して誕生しました。 県内26番目の市で、平成の大合併としては県内4番目の合併となり、来年3月には合併10年を迎えます。
合併当初の人口は34,101人でしたが、今日では32,000人にまで減少し、高齢化と少子化は深刻な状況です。
市の主な産業は農業で、特に果物は同市の主要生産物となっていますが、高齢化、後継者不足など、地方特有の悩みを抱えています。
2012年7月の「九州北部豪雨」では、同市の山間地を中心に、市内各地に大きな被害が出ました。 特に農林業に大きな打撃を被り、いまなお復興の途中にあります。
(3)視察報告
出席された岩佐市議会議長は、「うきは市は合併から10年経つが、高齢化と人口減少は深刻な状況にある。雇用の創出、定住化の促進を図り、若い人たちが住み続けられる市をつくりたい。」と話されました。
その後、「うきは市」の現況について吉岡副市長(⑭芙蓉情報センター(現みずほ情報総研⑭出身)から説明を受けました。
吉岡副市長は、「うきは市は、果樹をはじめ、多種多様な農産物、きれいで豊かな水、中山間地域の景観、古い町並み、遺跡、温泉、人情豊かな人々など、多様な地域資源がある。こうしたうきは市の潜在力をいかした街づくりを進めたい」と述べられました。
県として、「うきは市」の取り組みを支援していきたいと思います。
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