民主党・県政クラブ県議団
「沖縄県求職者総合支援センター」視察報告 その2
2021-06-10
5.「沖縄県求職者総合支援センター」の機能と役割
(1)『沖縄県求職者総合支援センター』
同センターは、国(内閣府)と県(沖縄県労働局)が連携・一体となり、住宅支援・生活支援を必要としている求職者の方々に対し、生活相談と就職相談を一体的に実施し、求職者に対する総合的な就職・生活支援を行うための、いわば求職者の利便性向上を目的とした拠点施設です。
機能として、①ハローワークの職業紹介機能、②県の総合相談機能、この二つの機能を合わせ持っており、2012年4月からの開設となります。
そして、このセンターの中に、「就職・生活支援パーソナル・サポート・センター」があります。
(2)「就職・生活支援パーソナル・サポート・センター」とは
- 「パーソナル・サポート・センター」は内閣府のモデルプロジェクトで、実施主体は沖縄県です。そして、ハローワークの職業相談事業を併設し、国と県が連携し、就職・生活支援をワンストップサービスで行います。
- 長期失業等により様々な生活上の困難に直面している方を対象に、生活から就職まで幅広くサポートするための施設です。
- 対象者は、住居喪失を始め様々な生活上の困難に対し支援を必要とする求職者の方々であり、スタッフ(パーソナル・サポーター)が様々な機関・組織と連携し、生活相談から就職支援まで総合的な支援を行います。
- 主な事業
- ・生活支援事業
- ・就職準備支援事業
- ・就職支援事業
- ハローワークの求人検索端末の設置や相談員の相互派遣事業
- 国の地域主権改革と県の行政改革の一環による事業で、将来的にはハローワークの地方への権限移譲も視野に、就業支援を一元的に行えるようにしています。A