Ⅰ.視察概要
1.視察目的
(1) 「平成24年度福岡県農林水産白書」によれば、本県の林業施策の主要課題として、一つには「木材の生産と利用の拡大に向けた取り組み」、二点目は「松くい虫対策」があります。
(2) このうち、「木材の生産と利用の拡大に向けた取り組み」については、木材生産の拡大に向け、森林経営計画の策定を促進するとともに、公共建築物等における木材利用の拡大に向けた取り組みの強化が図られています。
(3) 二点目の「松くい虫対策」については、県内では防風林をはじめとして、各地で松くい虫被害が急増しています。被害は民有林のみならず国有林でも発生しているため、国の関係機関との連携を強化し、一体的に対策を実施する必要があり、駆除と予防対策が急務となっています。
(4) 上記のことから、本県林業振興ならびに松くい虫対策に対する施策の充実に向け、沖縄県の現状を視察しました。
2.視察要綱
(1)視察日程
2013年9月4日(水)
(2)視察先ならびに応対者
①「沖縄北部森林組合」(沖縄県名護市字宇茂佐913-2)
- 常務理事 具志堅 満昭
- 森林整備係 松田 啓三
②「沖縄県森林資源研究センター」(沖縄県名護市名護4605-5)
- 企画管理班長 生沢 均
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