2011年
福岡県議会「国際交流推進対策特別委員会」
関西視察報告 その4
2011年10月20日〜21日
2.視察報告
(6) 「国立国際美術館」視察
①「国立国際美術館」の紹介
10/21 国立国際美術館「国立国際美術館」は、1977年、国内外の現代美術を中心とした作品を収集・保管・展示し、関連する調査研究及び事業を行うことを目的として開館されました。
建物は、1970年の日本万国博覧会開催に際して建設された万国博美術館を活用し、以来、わが国の現代美術の発展を願い、活動を継続しいます。その間、竣工以来30余年が経ち、施設の老朽化などに問題が生じてきたため、大阪・中之島西部地区に、完全地下型の美術館として新築、移転することになりました。
新しい美術館では、現代美術を発信する美術館として従来の活動を継承しながら、よりいっそう国内外の美術の動向を幅広く紹介し、市民の多様な期待に応える活動に積極的に取り組んでいます。
建物は、竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインを有し、人と美術との交流を生み出すパブリック・ゾーンを設けるなど、より快適な鑑賞の場を提供できるよう工夫されています。
歴史と文化を継承する中之島における新たな文化の拠点として、今後、市民に親しまれる施設となることを目指しています。
②「国立国際美術館」のコンセプト
展覧会の方針:当美術館の独自性、個性づくりの根幹を展覧会事業の展開に置き、現代美術にかかわる展覧会を中軸に据えて多彩な展覧会を組んでいくことを基本方針とする。
- 1)日本現代の美術を主導する優れた美術家の個展、グループ展
- 2)欧米、アジア、アフリカ、オセアニア等、海外の現代美術の動向を紹介する個展、グループ展
- 3)現代の多様な課題を国際的視野をもって捉えたテーマ展
- 4)現代との関連を探る視点に立った、内外の近代美術の紹介
- 5)海外の近代以前の美術に、私たちの現代生活との関連性を探る展覧会
③「国立国際美術館」の作品収集
収集方針:美術館の体力となるコレクションは、美術館の個性をつくるもう一つの基軸として以下の方針に沿って、購入、寄贈、寄託等により収集を進める。
- 1)20世紀後半以降の国内の美術動向を明示する作品
- 2)20世紀後半以降の海外の美術動向を示す優れた作品
- 3)国内外を問わず国立国際美術館の展覧会に出品された作品
- 4)19世紀以降の近代美術で現代美術に影響を与えるなど、現代美術と関連の深い作品
- 5)すでに所蔵されている当館の作品と関連する作品
- 6)現代美術にかかわる重要な個人の収集作品
- 7)現代美術に関する資料
- 8)収集範囲はジャンルを問わない。
④「国立国際美術館」の普及活動
普及活動方針:充実した美術館活動を形成する各種の事業を展開し、あらゆる年齢層が美術館に親しみ、楽しみながら様々な形で「学び」が得られるよう、時代と社会の要請に柔軟な対応を図る。そのために、以下のような活動を行う。
- 1)美術鑑賞の深化に資するプログラム(ギャラリー・トーク、アーティスト・トーク、シンポジウム、講演会等)を開催する。
- 2)あらゆる角度から美術館に親しむプログラム(文学、音楽、演劇等の他領域の公演)を開催する。
- 3)児童が美術館及び美術作品と親しむ機会を提供する。
- 4)地域社会と連携して広い年齢層を対象にした、美術理解の機会をつくる。
- 5)(ボランティア、インターンなど)スタッフとして美術館活動に携わる場を提供する。
- 6)展覧会を中心とした図書資料の公開を始め、映像資料、デジタル情報等の美術情報を充実さ
- せ、公開を図りながら美術理解と研究に資する。
- 7)美術館活動にかかわる印刷物を発行する。
⑤「国立国際美術館」の調査研究
(「国立国際美術館」のホームページより)
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その1
福岡県議会「国際交流...





