県議会質問

3.県立高校のICT化について

民主党・県政クラブ県議団の原中まさしであります。 「県立高校のICT化について」質問致します。

わが会派は、今年の「9月県議会」代表質問において、本県公立高校のICT化について質問致しました。

そこで、今回、県立高校のICT化について、内容を精査し、加味した上で質問致します。

Q1:

  • 最初に、県立学校の「ICT環境の整備を進める事業」についてですが、平成21年度の6月補正予算で、国の「学校ICT環境整備事業」を活用して、県立学校の「ICT環境の整備を進める事業」を行うことになりましたが、その目的をお聞きします。また、その具体的な事業内容と予算額についてお尋ねします。

Q2:

  • この事業により、先生へノートパソコンが1人1台づつ支給されました。その結果、今日まで、パソコンを活用した授業改善がどのように図られたのかお聞きするとともに、県教委としてどのように評価しているのか、重ねてお聞きします。
  • 報告を受けたとありますが、それは全ての学校でですか?

Q3:

  • このノートパソコンを使っての授業改善や情報化が、今日、学校教育のICT化と言われるきっかけと受け止めていますが、学校教育のICT化は、そもそもどのような意義を持ち、どんな目的を持っているのか、お考えをお聞きします。
  • 話を聞いておりますと、機器を使って授業の成果が上がったというよりは、校務処理の効率化、校務の情報化という面に重しが置かれているように思うのですが、そうした面はありませんか?

Q4:

  • 国の「学校ICT環境整備事業」は総額で4,081億円、そのうち本県への事業費補助としては約12億円を投じています。
  • 学校教育のICT化の一環として、ノートパソコンがあったとしても、それを授業で活用するには、教室にプロジェクターや電子黒板が必要と考えます。現在、全教室のうちプロジェクターや電子黒板の設置状況はどうなっているのか、設置率も含めてお聞きします。

Q5:

  • なぜ全教室に設置されていないのでしょうか、お聞きします。
  • いま申し上げましたが、県教委としては、私どもの会派が指摘したということもあって、オールイングリッシュ授業にのみ注視しているのではないですか。
  • 他の教科でも機器を積極的に使うということであれば、プロジェクターの数はとても足りないし、持ち回りで使うという余裕はないと考えますが、どうお考えですか?

Q6:

  • 国の「学校ICT環境整備事業」の補助事業とはいえ、学校ICT環境整備事業は県の主体性を持って進めるべきだと思いますが、それができていないのはなぜでしょうか、お聞きします。
  • 県教委として、ICT化推進、ICT化が必要と考えれば、単費を使ってでも全教室に機器を配置すべきと考えますが、どうお考えですか?

Q7:

  • 県立高校の学校ICT化については、パソコンやプロジェクターなど、備品や設備を整えればそれでいいといっているのではありません。そうした設備があっても、まず教員がそれを使える、使いこなせなければなんにもなりません。まさに「宝の持ち腐れ」となります。また、そうした機器や設備を生かせる授業の工夫というのが必要です。
  • そのため、教員のスキルアップとして、たとえば先進的な取り組みを行っている学校に、他校の教員を視察させる。或いは、先進的な取り組みを行っている教員を別の学校に派遣するなどの教員の交流事業を行うことについて、お考えをお聞きします。
  • 聞いておりますと、研修とか、教育センターでの研修とか、ハコモノ研修のイメージが強くあります。私は、そうした研修は研修で否定するものではありませんが、県下で先進的な取り組みを行っている学校に、多くの教員が出向き、生徒の態度、視線、目の輝きを実感できる実習にしたほうがいいのではないかと思います。
  • そのことについて、もう一度、お答えください。

Q8:

  • ICT化を進め、授業改革を行っている学校と、そうではない学校とでは、学習効果と学力向上にどのような違いが生じているか。
  • 国の調査では、ICTを活用した指導の効果は上がっているということですが、県として今後、効果を問うようなアンケートは考えられていないのでしょうか?


これからは教育長にお尋ねします。

「9月県議会」の教育長の答弁では、たとえばプロジェクターの配置については、各教室に配置する必要はない。ICT機器の整備については、各学校から上がってきた要望については優先順位を考慮しながら必要に応じて対応を検討する。英語専用教室については、余裕教室の転用を考えている。など、私どもの質問の主旨を十分に理解されず、不十分な答弁に終始されたことは残念に思っております。

Q1:

  • 改めてお聞きしますが、プロジェクターもしくは電子黒板の全教室配置は県の責務。今後の学校教育のICT化と、プロジェクターか電子黒板の全教室配置計画について、どのようにお考えなのかお聞きします。

Q2:

  • 私ども会派は、本年、オールイングリッシュ授業に関連し、県内の県立高校3校を視察しました。そこで、学校のICT化は生徒たちの学力向上、授業の効率化につながると考えたわけであります。
  • そこでお聞きしますが、教育長はパソコン、プロジェクターや電子黒板を使って先進的に授業を行っている高校に視察に行かれたことがありますか。
  • 今一度、前向きな答弁を求めます。