レポート
2021-06-10
はらなか的、中央区の魅力紹介(その1)
坂本龍馬は薩長同盟の立役者として有名ですが、その起草文を考案したのは福岡藩士・筑前勤王党の月形洗蔵です。月形洗蔵は、私の最も好きな歴史上の人物です。
月形の書いた薩長同盟のシナリオは、龍馬の盟友である中岡慎太郎を通じ、当時、大宰府にも来ていた坂本龍馬に届いたのです。
福岡藩には、薩長に劣らぬ勤王の志士が多くいました。中央区には維新にちなんだ歴史スポットが数多く点在しており、その魅力をもっと多くの方に知ってほしいものです。
月形洗蔵の墓碑
月形仙蔵は、私が尊敬する、そして、大好きな歴史上の人物です。福岡藩・筑前勤王党の一員であり、維新をめざした尊王攘夷派の志士です。薩長同盟の起草文を書いたことでも知られています。中央区天神「少林寺」に墓碑があります。
加藤司書の碑
加藤司書は筑前勤王党の原動力でした。尊王攘夷をめざした加藤であったが、最期は福岡藩により博多「天福寺」で自刃を命ぜられました。加藤司書今様歌碑は福岡市中央区西公園「光雲神社」にあり、写真の碑は博多区祇園にあります。