Ⅰ 視察概要
1.視察日程
2014年7月28日(月)〜8月1日(金) (※7/28と8/1は移動日です)
2.視察先
【7月29日】
- (1)「駐モンゴル国日本国大使館」
- (2)「モンゴル国・国会議事堂」、「ウランバートル市役所」
- (3)「国連ハビタット・モンゴル国事務所」
【7月30日】
- (1)モンゴル「日本人墓地慰霊」
- (2)「モンゴル国スポーツ省(モンゴル国オリンピック協会)」
- (3)「JICAモンゴル事務所」
【7月31日】
- (1)地下資源開発関連施設 「バガヌール鉱山」
- (2)「ツーリスト・キャンプ」場
Ⅱ 視察報告
今回のモンゴル国視察の目的は、大きくは以下の通りです。
- 『2020年東京オリンピック』の開催にあたり、モンゴル国の選手団が福岡県内でキャンプ(合宿)を張って頂くよう、「モンゴル国スポーツ省(モンゴル国オリンピック協会)」に要請すること。
- モンゴル国の経済状況を見届け、今後、福岡県とモンゴル国との経済的つながりを強化すること。
- モンゴル国、とりわけ首都ウランバートルで大きな課題となっている「ゲル地区問題」について、福岡県として環境や都市対策の面から支援できることを考察すること。
こうしたミッションを成功させるため、今回、「駐モンゴル国日本国大使館」、「モンゴル国スポーツ省(モンゴル国オリンピック協会)」、「国連ハビタット・モンゴル国事務所」、「JICAモンゴル事務所」、「バガヌール鉱山」などを視察・訪問し、福岡県としての「親書」を手渡したり、要請や要望を伝えることができました。
以下、今回の視察を報告します。
【7月28日】
1.モンゴル国「チンギスハーン国際空港」
チンギスハーン国際空港モンゴル国の首都・ウランバートル郊外(南に約10kmの位置)にある「チンギスハーン国際空港」です。
2005年「モンゴル国建国800年」を記念して、同年12月21日に空港名が「ボヤント・オハー空港」から「チンギスハーン国際空港」に名称変更されています。
旅客取扱い数は年間約60万人とのことです。
滑走路延長上に山岳地帯があり、常に滑走路の北方向からの離着陸となっています。ただし、地理的に天候の影響を受けやすく、就航率は最も低い月で約75%となっています。
そのため、日本から288億円の円借款を受けて、現在より南方約40kmの地点(ズーン・モド地点)に3,600m滑走路を有する新空港を建設する計画が決まっています。
おもな航路(国際線)は以下の通りです。
- 「MIATモンゴル航空」−北京、エレンホト、香港、ベルリン、成田、関西、仁川、モスクワ(シェレメーチエヴォ空港)
- 「フンヌ・エア」−バンコク(スワンナプーム空港)、
- 「エズニス航空」−ハイラル、ウラン・ウデ
- 「アエロフロート・ロシア航空」−モスクワ(シェレメーチエヴォ空港)
- 「中国国際航空」−北京
- 「天津航空」−天津、フフホト
- 「大韓航空」−仁川
- 「トルコ航空」−イスタンブール(ビシュケク経由便)
(一部、ウィキペディアより引用)
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