「ラオス人民民主共和国」視察報告 その10

Ⅺ.まとめ

当初、私はラオスを「最貧国」というイメージでしか見ていませんでした(事実、国民一人あたりの総所得は2,200$/年(約18万円)で、WHO 国民総所得(GNI)ランキング・国別順位(2011年)で121位/193カ国と大変低くい状況)。1日2ドルにも満たない)。

インドシナ半島の内陸地に位置し、フランス植民地時代を経て、その後、独立。政治体制は社会主義国型の一党制。森林と農業の国で、国民の大半は農業に従事し、農山村部の人々の収入は国民は敬虔な仏教徒。まさに、それくらいの拙い予備知識で見ていたのです。

ところが、今回の視察を終え、抱いていたイメージは大きく異なり、魅力ある国だということを認識しました。私のイメージや予備知識は、現地での見聞によって見事に覆され、何と薄っぺらな知識でラオスを見ていたことかと反省しきりです。

ラオスの見方が大きく変わるとともに、そして、大好きな国になりました。

今回は県議会会派視察という公務で訪れたのですが、次回は是非、家族とプライベートで訪問したいと感じました。
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