県議会質問

2012年6月21日

都市部の街頭犯罪対策について

続きまして、「都市部の街頭犯罪対策について」、県警本部長にお聞き致します。

私たちが、日々、日常生活を送るなかで、「住みやすい」という言葉をよく使います。この「住みやすい」というのは、様々な要因、条件の上に定義づけされるものであります。

そのなかには、自ら生活する居住空間、いわば住居の快適さのみならず、通勤・通学・買い物など利便性の高さ、公共交通の整備状況。更には、病院や介護施設、保育所や学校、公園といった公共施設に加え、図書館や美術館、博物館などの文化施設の充実なども挙げられます。

また、騒音や粉じん、ゴミ等の対策が施されているかなど、住環境の整備は「住みやすい」といううえでの重要なファクターといえます。

とりわけ、生活の安心という面では、社会的安寧の秩序が地域的に保たれているかというのは、とても大切であります。すなわち、安全で安心して暮らせるまちづくりのためには、地域防犯がとても大切だということであります。

こうした市民生活の日常的な安全、安心が、刑法犯によって脅かされるということが、しばしば社会事例として現れてきます。とりわけ都心部において、その認知件数は増加傾向にあり、その対策と取り締まりは急務といえます。

しかしながら、刑法犯と一口にいいましても、凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、知能犯、風俗犯といった、まさに社会を震かんさせるような事件もありますし、空き巣、自動車や二輪車の盗難、車上ねらい、万引きといった、まさに身近なところ、すぐ身の回りで事件が起こるものもあります。

そのなかでも、いま都心部で多発している街頭犯罪が「ひったくり」及び「性犯罪」事件であります。

なお、こうした事件について、全て取り上げることはできませんので、今回は、近年、特に都心部での発生件数が増加しているといわれる「ひったくり」事件に絞って質問させて頂きます。

この「ひったくり」事件の発生は全国的な傾向にあるといわれています。

本県においても、新聞等マスコミの報道を見る限り、今年に入り、「ひったくり」事件を取り上げた報道が多くなっているように思えます。

そこで、この「ひったくり」事件に関し、県警本部長にお聞き致します。

まず、1点目に、
県下における「ひったくり」事件の年別件数の推移はどうなっているのか、お聞きします。

2点目に、
この「ひったくり」事件に関しましては、都市部での発生割合が高いと聞いております。特に、福岡市中央区、博多区など、まさに都心部での発生が目立っているように思われます。

その事例の一つとして、去る6月13日の朝刊では、6月12日の午後10時半から11時過ぎにかけての、わずか30分間ほどに、中央区と博多区で「ひったくり」事件が6件も発生したとの報道がありました。

この6件のうち、中央区では、薬院1丁目、今泉1丁目という、この時間帯でも大変人通りも多く、街灯も明るい場所において、徒歩通行中の女性がバッグをひったくられる事件が2件、未遂事件が1件発生しています。

通常、「ひったくり」事件の発生については、暗い夜道というイメージがあるのですが、都心部において多発しているのには、驚きも覚えます。
そこで、「ひったくり」事件のうち、特に発生件数の目立っている中央区、博多区での最近の発生件数について、昨年の同期と比較してどうなっているのかお聞き致します。

3点目に、
最近の「ひったくり」事件の犯行の手口の特徴についてお聞きします。
なお、被害者となられる方について、どのような方が狙われているのか。また、狙われやすいのでしょうか。併せてお答え願いたいと思います。

4点目に、
こうした「ひったくり」事件の取り締まり、ならびに対策についてお聞きします。
発生件数に対しての検挙率はどうなっているのでしょうか。
そして、発生抑止のための対策として、具体的にどのような取り組みが進められているのかお聞きします。

以上、質問いたします。真摯なご答弁をお願い致します。