「ミャンマー連邦共和国」視察報告 その9
2.7月10日(火)
①「Kanbaeza Bank Limited」(KBZ銀行)
視察二日目、最初の訪問先はKanbaeza Bank Limited(KBZ銀行)でした。
意見交換の会場となったのは「ミャンマー・インターナショナル・ビジネスセンター」の会議室でした。
ミャンマー・インターナショナル・ビジネスセンター今回、KBZ銀行の説明を下さったのは、
- 会長代理・副会長 U Than Lwinさん
- 常務取締役補 Aung Kyaw Myoさん
- 理事兼通訳 辻たくやさん でした。
[KBZ銀行の概要]
- ミャンマー最大手の民間銀行(支店数、払い込み数資本金、従業員数)
- ミャンマーの金融機関で最大の預金保有額。
- 国内で最大の法人納付企業(2010年1位、2011年2位)。
- 2012年13会計年度内に支店数を拡張予定(現在72店、100支店をめざす)。
- 日本の「三井住友銀行」、タイの「Siam Commercial Bank」と連携する覚書に調印。
- 主に4つの銀行サービスを行っている。1)預金、2)融資、3)国内仕様の送金、4)ATM/カード事業
- ATMは合計27基稼働中。今後も増設計画。
- ADL(国際金融業務取り扱い免許)を付与され、2011年11月に「国際金融部」を立ち上げた。
- 「国際金融部」では外貨両替所を国内11か所運営し、2012年7月よりマレーシアの「May Bank」から送金受付を開始。合わせて、外貨口座の受付を開始。
- 今後、貿易決済用L/C(Letter of Credit)=信用状取引(買主国の銀行の支払い確約状。国境を隔てている国際貿易では、現金払いは現実的でないケースが多いので、銀行信用状によって銀行が立替決済を行なう)を開設、展開していく。
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